著者
浦﨑 貴大 森川 友子
出版者
九州産業大学 人間科学会
雑誌
人間科学 (ISSN:24344753)
巻号頁・発行日
vol.1, pp.27-37, 2019 (Released:2019-03-29)
参考文献数
20

本研究では,自身のあり方に大きな影響を与えた過去のストレス体験について,その体験に関するサポート認知と,体験への意味づけや外傷後成長及び体験によるストレス反応との関連を検討することを目的とし,大学生に対する質問紙調査を行った。295名中,上記のようなストレス経験があると回答し,欠損値のない158名を分析の対象とした。サポート認知がストレス反応に与える影響に関する回帰分析の結果からは,両者の関連がごく部分的に支持されるに留まり,サポート認知の程度からストレス反応を予測することは困難であると考えられた。一方で,サポート認知と体験への意味づけ・外傷後成長との間に有意な正の相関関係がみられ,パス解析の結果からは,サポート認知が意味づけを介して外傷後成長に正の影響を与えることが示唆された。今後の課題として,過去のストレス体験の質を統制するなどの工夫を行う他,サポート認知と意味づけ及び外傷後成長との因果関係をより明確にすることが挙げられる。

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”「意味の再構築」構成主義の考え方を反映。悲嘆のプロセスは常に一定ではなく、体験者の特性や体質の違いによって異なる様々な反応やプロセスが生じる。体験者がそれぞれ独自のプロセスの中で自身の体験を「意味づける」ことの重要性が認識されるようになった。” https://t.co/JlvaO3B4Zm
”「意味の再構築」構成主義の考え方を反映。悲嘆のプロセスは常に一定ではなく、体験者の特性や体質の違いによって異なる様々な反応やプロセスが生じる。体験者がそれぞれ独自のプロセスの中で自身の体験を「意味づける」ことの重要性が認識されるようになった。” https://t.co/JlvaO3B4Zm
浦﨑・森川(2019)は、過去のストレス体験におけるサポート認知、意味づけ、心的外傷後成長(PTG)の関係を検討した。 サポート認知は意味づけを媒介して、あるいは直接、PTGに影響を及ぼした。 #心理 #PTG #ソーシャルサポート #意味づけ https://t.co/2gOtBNGqgD
浦崎・森川(2019)は、ソーシャルサポート、意味づけ、心的外傷後成長(PTG)の関連を調べた。 ストレス体験当時のサポート認知は、意味づけを媒介し、あるいは直接、PTGに正の影響を及ぼしていた。 #心理 #ソーシャルサポート #意味づけ #PTG https://t.co/2gOtBNGqgD
【メモ】”「意味づけ」:個人が主観的に極めてストレスフルであると評価した出来事に対して行われる認知的対処:出来事が起きた意味を探求・理解しようとする認知的コーピング及びその過程;ストレスフルな出来事に対し体験者自身が意味を見出すことで心身の健康が回復する” https://t.co/JqikqB6rB9
【メモ】”「意味の再構築」構成主義の考え方を反映。悲嘆のプロセスは常に一定ではなく、体験者の特性や体質の違いによって異なる様々な反応やプロセスが生じる。体験者がそれぞれ独自のプロセスの中で自身の体験を「意味づける」ことの重要性が認識されるようになった。” https://t.co/OshPdD1MTF

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