著者
柴山 多佳児
出版者
公益財団法人 国際交通安全学会
雑誌
IATSS Review(国際交通安全学会誌) (ISSN:03861104)
巻号頁・発行日
vol.46, no.3, pp.211-220, 2022-02-28 (Released:2022-02-28)
参考文献数
33

欧州では人力キックボードは玩具、電動のものは車両とする枠組みが整い、道路交通上は、おおむね自転車の規則を援用する方向性に落ち着きつつある。電動キックボードのシェアサービスでは、違法駐輪と都市内での偏在が大きな課題である。行政によるモニタリングの仕組みの構築と、前者に対しては、さらに事業者の撤去責任を制度化し、これら課題に対処する方向である。都市交通全体の中で、電動キックボードが徒歩など、他の交通手段をどう代替し、その結果、交通政策目標に対して、どのような影響を及ぼすかは、さらなる研究が必要と考えられる。

言及状況

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@meganedokooo 欧州では「玩具」と「車両」で区別しているとのこと 日本における 今回の電動キックボードは年齢制限があるので 16歳以上が公道で安全に使用できるかどうかですね ヘルメット無し プロテクター無し 転倒しやすく スピードも出やすい 事故の予感しかしないですね https://t.co/8eYF4D2J6W https://t.co/2kJ438bz2R
J-STAGE Articles - 欧州での電動キックボードを取り巻く課題と対策 https://t.co/n1xYcRQJ4B
知人が #ウィーン の #電動キックボード について書いてます。ウィーンに4000台あるキックボードが都市部における #排出削減 に貢献するかはさらに研究が必要とのこと。 https://t.co/U3JRdFjz2N

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