著者
坂本 正夫
出版者
飯田市美術博物館
雑誌
伊那谷自然史論集 (ISSN:13453483)
巻号頁・発行日
vol.20, pp.1-9, 2019 (Released:2019-06-05)

宝永地震は,我が国最大級の地震の一つであり,プレート境界で起こったマグニチュード8.4 〜8.6 の巨大地震である.震源は遠州灘沖から紀伊半島沖にかけての海域にあり,日本列島の広範囲に被害を及ぼした.この地震の被害は伊那谷にも及んでいて,様々な文献などに記録され公表されてきている.しかし,いずれの文献も詳細に伊那谷の被害をまとめられているとは言い難く,部分的な地域の被害状況の記載に留まっている.そこで,そうした部分的に記載された文献を可能な限り収集し,さらに新たな文献発掘も行って伊那谷での宝永地震の被害をまとめる.

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江戸時代の宝永4年10月4日(1707年10月28日)、東海道沖から南海道沖を震源域として発生した記録されている地震の中では日本最大級の宝永地震。 「伊那谷における宝永地震の被害調査」も貼っておきますね。 https://t.co/KsS2Gxlrpl

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