著者
桐山 勉
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報プロフェッショナルシンポジウム予稿集 第18回情報プロフェッショナルシンポジウム
巻号頁・発行日
pp.25-30, 2021 (Released:2021-06-21)

2020年は新型コロナ感染症、所謂、COVI-19の災禍に翻弄された1年であった。発表者は高齢者で複数の基礎疾患を持病に持つ身のため、報道ニュースを見て他人事と安易に考えずに自分事と真剣に考えない限り、自分の身を守れないと痛感した。その理由から、新型コロナ関連の医学文献を調べているうちに専門誌情報が広く市民に公開されているOpen Scienceの時代と知った。更に、グローバルの有志活動などからCitizen Scienceの時代でもあることを知った。そして、個人として感染症に全くの素人が6か月間色々な有用な情報を学びながら、得られた非特許情報を特許情報で検証・確認する特許分析の手法を利用して、COVID-19関連に関する特許分析を行った。その結果を報告する。主な内容は、①COVID-19に関する治療薬候補の特許群分析と、②その各種ワクチンの特許群分析と、③人工抗体薬の特許群分析の3点を中心に研究した結果を報告する。自分事として研究を始めた個人研究であるが、その結果が聞き手の利他になれば、幸甚である。

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