著者
小口 和代 才藤 栄一
出版者
一般社団法人 国立医療学会
雑誌
医療 (ISSN:00211699)
巻号頁・発行日
vol.61, no.2, pp.83-85, 2007-02-20 (Released:2011-10-07)
参考文献数
6

わが国における摂食・嚥下リハビリテーシヨンは1990年代になって急速に発展し, 1995年の日本摂食・嚥下リハビリテーション学会設立起より加速された. 会員数は直線的に増加し, 2006年には5,000名を超え, 内訳は, 言語聴覚士, 歯科医師, 看護師, 医師, 栄養士, 歯科衛生士などである.摂食・嚥下障害患者は, 嚥下の問題だけでなく食べること全体の問題を持っており, 種々の場面で, さまざまな職種によるリハビリテーションチームにより対応される. その際チーム全体として学際的なチームワークが求められる. 今後の課題は, 標準的評価尺度の整備とそれを用いての治療効果の証明である.

言及状況

外部データベース (DOI)

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https://t.co/EQH6moapqX 日本国での誤嚥、嚥下リハビリテーションは1990年代になってようやく発展し、1995年に日本誤嚥摂食リハビリテーション学会が設立されています。 当たり前ですが学会が設立されるまでに多々苦労があったわけです。 https://t.co/RDc0mOjbXH

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