著者
正岡 顕一郎 西田 幸博 菅原 正幸 中須 英輔
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 35.16 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
pp.133-135, 2011-03-08 (Released:2017-09-21)
参考文献数
5

実物感を提供するために実物感と画像解像度の関係を求めた.解像度の異なる画像と実物を提示し,実物に近く見える方を選択させる一対比較法を用いた実験を行った。両眼視差はシノプターにより除き,画像の大きさ,パースペクティブ,輝度,色度は実物と同一になるように提示した.その結果,角解像度が30cpd(cycles per degree)を超えても実物感は上昇し,60cpd辺りから緩やかに実物との差が分からなくなる傾向が見られた.

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今週のファミ通「現実の実態物と映像の区別がつかなくなる視距離」が興味深い。 根拠論文はこれ? https://t.co/DxMuhzykeT 50インチモニタの場合 HDだと約3.8m 4Kだと約1.9m 8kだと約0.93m 離れて見ると映像と実物の区別がつかなくなるらしい?
J-STAGE Articles - 実物との比較による高解像度画像の実物感(視聴覚技術,ヒューマンインタフェース) https://t.co/u9gXXDmAF0

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