著者
水野 義之
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 39.15 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
pp.1-6, 2015-03-19 (Released:2017-09-22)

福島原発事故の社会的背景を振り返り、それを一般化して低頻度・大規模災害のリスク予測の視点から、原発事故災害のリスク評価について議論する。その上で低頻度・大規模災害に対する最近の社会的な意識変化の可能性を指摘し、その背景について社会学的考察を行う。低頻度・大規模災害の問題を、このように一般化する視点から、今後の社会で必要とされるイノベーションの課題について、その考え方に関する提言を行う。

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@tomoyukiserika1 こういう論考もあります。私が書きました。よろしければご参照ください。こういう現象は、リスク論(リスク学)の分野ではLPHC (Low Probability, High Consequences)(低頻度・大規模災害)と呼ばれます。 「福島原発事故と低頻度・大規模災害のリスク予測」 https://t.co/cpqBIqjdOv
@fuku0185 そうなんですよね。 「予想もしないことを予想」するのは簡単なんですが(苦笑)。(その通りにはならない^^) それでどうするか、という知恵の体系化が「リスク学」。その事典もあり、例えば「低頻度なので(準備を怠る結果)余計に大災害」の傾向も明確に解説されてます。 https://t.co/cpqBIqjdOv

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