著者
浪方 悠 大屋 聖郎 森野 杏子 竹下 諒 水野 廉 植地 貴弘 入福浜 由奈 柏 健一郎 三田 直人 中森 知毅 木下 弘壽
出版者
日本救急医学会関東地方会
雑誌
日本救急医学会関東地方会雑誌 (ISSN:0287301X)
巻号頁・発行日
vol.41, no.2, pp.274-276, 2020-03-31 (Released:2020-03-31)
参考文献数
15

今回われわれはカルシウム拮抗薬, アンジオテンシン II 受容体拮抗薬, ベンゾジアゼピン系抗不安薬中毒によるショック状態に陥った症例を経験したので報告する。症例は61歳, 女性。ショック状態にて当院へ搬送された。聴取した病歴からカルシウム拮抗薬中毒が主病態であることが推測された。輸液に対する循環動態の改善に乏しく, ノルアドレナリンに加え, グルカゴン, グルコン酸カルシウムによる治療が奏功した。カルシウム拮抗薬中毒は徐脈, 低血圧の遷延によりしばしば致死的となり得る。薬剤の作用機序と疾患特異的な治療法を習熟し治療を行う重要性が示唆された症例である。

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https://t.co/1k77Ccb69J 科学を理解しないモノによる、下手な詭弁と社会誘導は、社会的迷惑行為として、何らかの罰を与えても良いと思う。
#ヒゲジャーナル カルシウム拮抗薬とACE拮抗薬大量内服によるショック症状。輸液やカテコラミンには反応しないがカルシウムとグルカゴンが奏功した。薬理作用を意識した治療を行う。 浪方 悠. カルシウム拮抗薬, アンジオテンシン II 受容体拮抗薬中毒の1例. https://t.co/7aBObYCuFl

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