著者
中村 覚 大和 裕幸 稗方 和夫 満行 泰河
出版者
日本デジタル・ヒューマニティーズ学会
雑誌
デジタル・ヒューマニティーズ (ISSN:21897867)
巻号頁・発行日
vol.1, pp.29-43, 2018 (Released:2019-01-18)
参考文献数
25

近年,デジタルアーカイブの普及に伴い,セマンティックウェブ技術を活用したデジタルアーカイブの統合や,年表や地図等との組み合わせによる多角的な情報提供による史料研究支援が試みられている.このような取り組みは効率的な史料研究を支援する点で重要であるが,これらはデジタルアーカイブを公開する提供者による取り組みが主である.歴史研究者をはじめとする史料の利用者が,公開されている史料を収集・整理し,史料分析を支援する環境は整えられていない.本研究では,SPARQL Endpoint を提供するデジタルアーカイブが公開する情報と,研究者が個々に整理する情報を Linked Data を用いて関連づけ, 研究者の目的に応じた史料分析を支援するシステムを開発する.また,異なる 2 つのデータベースを対象としたケーススタディを行い,提案手法の有用性を検証する.

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論文 Linked Data とデジタルアーカイブを用いた史料分析支援システムの開発 中村 覚*,大和 裕幸†,稗方 和夫*,満行 泰河‡ https://t.co/tgVv1auBgZ 「 このような取り組みは効率的な史料検索を支援する点で重要であるが,これらはデジタルアーカイ... https://t.co/tgVv1auBgZ
Linked Data とデジタルアーカイブを用いた 史料分析支援システムの開発 Development of System to ... - https://t.co/cEpo0tZ3bT #GoogleAlerts

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