著者
小山 治
出版者
日本高等教育学会
雑誌
高等教育研究 (ISSN:24342343)
巻号頁・発行日
vol.20, pp.199-218, 2017-07-31 (Released:2019-05-13)
参考文献数
31

本稿の目的は,社会科学分野の大卒就業者に対するインターネットモニター調査によって,大学時代のレポートに関する学習経験は職場における経験学習を促進するのかという問いを明らかにすることである.本稿の主な知見は,次の3点にまとめることができる.第1に,レポートの学習行動のうち,学術的作法は経験学習と相対的に強い有意な正の関連があったという点である.第2に,レポートの学習行動のうち,第三者的思考も経験学習と有意な正の関連があったという点である.第3に,レポートの学習行動以外の大学時代の変数は経験学習と強い関連がなかったという点である.以上から,本稿の結論は,大学時代のレポートに関する学習経験の中でも学術的作法と第三者的思考といった学習行動は職場における経験学習を一定程度促進するということになる.

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小山治「大学時代のレポートに関する学習経験は職場における経験学習を促進するのか:社会科学分野の大卒就業者に対するインターネットモニター調査」(『高等教育研究』20、2017年)https://t.co/5Bu3dt1asg
ふと目についた助成案件を調べたら・・・ 科研費で300万円。 https://t.co/0qEXGazZQN 何だかな―な論文 https://t.co/spY2v6kC33 カシオ財団の助成で二番煎じの助成金100万円獲得。(末尾) https://t.co/uaJ2og6kWZ 面白い内容になるのかなと思ったら全然残念だった。
J-STAGE Articles - 大学時代のレポートに関する学習経験は職場における経験学習を促進するのか https://t.co/8XLiCzXgO3 レポートの書き方講座で使えそう。いわゆるアカデミックライティングを学ぶことが、社会に出てからの学びを促すって。レポート課題に取り組む際の動機づけになりそう。

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