著者
小磯 学
出版者
日本沙漠学会
雑誌
沙漠研究 (ISSN:09176985)
巻号頁・発行日
vol.25, no.2, pp.43-51, 2015 (Released:2015-10-27)
参考文献数
46
被引用文献数
1

数千年間育まれ,今日のヒンドゥー教へと受け継がれてきた牛の神聖視は,乳とその加工品,糞や尿にも浄化作用や豊饒をもたらす力があるとする独自の世界を形成している.なかでも牛糞は,祭りや儀礼の場では神像が作られ,また祭り火の燃料として重要な役割を果たしている. ここでは,今日の祭りにおける牛糞の利用について総括する.先行研究は乏しく事例報告が限られているため,その嚆矢として位置づけたい.

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ヒンドゥー教における牛の神聖視と糞の利用 https://t.co/XNjjSw78fC ぼく「インドでは牛糞利用が盛んやな」 論文「まず儀礼的な利用やで!牛の生ウンコを食器に塗って浄化!」 ぼく「うわ」 論文「次は実利的な利用やで!」 ぼく「燃料とか?」 論文「生ウンコで食器を洗うで!」 ぼく「は?」
@sisimarusan ゴーレハッパのお祭り 邪気払いだそうですが、こちらの由来がありました もうひとつ牛糞で春分を祝うお祭りもあるようです 牛は神聖な動物だから… こちらに由来が(p.46) https://t.co/FhLzcdT37X
ヒンドゥー教徒、平時から牛糞入りの石鹸使ったり、なんなら食べたりするアーユルヴェーダ世界観ですからね… #今日の論文 『ヒンドゥー教における牛の神聖視と糞の利用』 https://t.co/saFelQUW2W https://t.co/oBLhSMYGab
@goto68395410 こういうのがありました。 https://t.co/0H84nHNfjK
この手のヒンドゥー教団体がやはり出てきたかという思いもあるが、牛糞の利用だったら、それほど驚きでもない。 https://t.co/pBOqApnROk https://t.co/ppe5Vy17No
牛追い祭りってどちらかといえばスペインのイメージあったけど、ヒンドゥー教圏にもあるのね https://t.co/ZX44skDa7D
J-STAGE Articles - ヒンドゥー教における牛の神聖視と糞の利用 https://t.co/Un5yYM1TkA
@clausemitz 瘤牛は神聖視するが水牛はそうでない、など、神聖視される牛にも色々あるようです https://t.co/7f06Gj2ChN
ヒンドゥー教における牛の神聖視と糞の利用 https://t.co/709EzCHzS0
興味深い論文みつけた! 小磯学(2015):「ヒンドゥー教における牛の神聖視と糞の利用」『沙漠研究』25(2):43-51. https://t.co/LlxY2e5z66

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編集者: Yoda2001
2020-01-18 15:57:17 の編集で削除されたか、リンク先が変更された可能性があります。

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