著者
中丸 禎子
出版者
北ヨーロッパ学会
雑誌
北ヨーロッパ研究 (ISSN:18802834)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.51-60, 2010 (Released:2018-10-01)

明治から戦後までの日本における北欧文学の受容史を、セルマ・ラーゲルレーヴのそれを中心に概説する。 具体的な考察対象は、新劇運動における北欧演劇の受容、女性解放運動・児童教育運動に対するエレン・ケイの影響、無教会グループを中心とした、平和主義としての北欧受容、山室静による北欧文学およびラーゲルレーヴ受容である。この研究の日的は、邦訳作品の傾向・翻訳者の関心のあり方と日本史・日本文学史上の立場を関係付け、北欧のステレオタイプ・イメージの起源を明らかにすることである。

言及状況

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日本では北欧が理想形のようにして語られるが、それは北欧研究や文学紹介が手薄だからではない。むしろそれらを通じてステレオタイプの北欧像が強化されていった。母性的で平和主義、アメリカや西欧とか異なる形の近代化がそこで理想化された、ということらしい。 https://t.co/ixuERZ0Bil

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