著者
佐伯 大輔
出版者
THE JAPANESE SOCIETY FOR ANIMAL PSYCHOLOGY
雑誌
動物心理学研究 (ISSN:09168419)
巻号頁・発行日
vol.49, no.1, pp.41-47, 1999-06-20 (Released:2009-10-13)
参考文献数
21

6個体のゴールデンハムスターに確率学習課題を行わせ, その反応パターンを調べた。手続きとして, 位置課題及び非訂正法を使用した。確率条件として, 左右のレバー押し反応に対する強化確率が, 70% : 30%及び60% : 40%の2条件を設けた。また, 各確率条件を実施する前に, 左右のレバーに対して等頻度に反応させるベースライン条件を挿入した。その結果, 両方の確率条件において, すべての個体が, より強化確率の高い選択肢に反応のほとんどを割り当てる最大化を示した。この結果から, ゴールデンハムスターは, ラットやハト等の他の動物種と同様の反応パターンを示すことが明らかとなった。

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ほーん。ゴールデンハムも確率選択課題できるんや。 https://t.co/j1dLbwjUJ4

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