著者
水上 裕造
出版者
社団法人 におい・かおり環境協会
雑誌
におい・かおり環境学会誌 (ISSN:13482904)
巻号頁・発行日
vol.46, no.2, pp.110-120, 2015-03-25 (Released:2019-02-20)
参考文献数
37
被引用文献数
2 2

緑茶の嗜好性は香りにあると言っていいほど,香りは緑茶の嗜好を左右する重要な要素である.緑茶の香りは実に多様性に富み,品種,地域,栽培,加工で全く異なる.ここでは,近年発展した茶の香りの分析から,中国緑茶,煎茶,釜炒り茶の香りの特徴,さらに,香りに特徴ある品種,地域で異なる香り,チャの生葉の香り,そして最後に焙煎で変化する煎茶の香りについて紹介する.2015年現在,分析技術を駆使して研究者が明らかにしたことは,緑茶の多様性から見るとほんの一握りである.今後も分析を通じて,五千年の歴史を持つ茶の本来の魅力が解明されれば,より身近に茶を感じるようになるだろう.

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・産地で煎茶の香りが異なり、狭山茶は焙煎香が特徴で、嬉野茶は甘い風味で滋味が弱く、牧之原茶はフローラルでリーフィー 水上裕造 (2015). 「緑茶の香りの特徴 」『におい・かおり環境学会誌』 46(2) 110-120 https://t.co/4ITSEjcfFO
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