著者
礒部 大
出版者
一般社団法人 経営情報学会
雑誌
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 2017年秋季全国研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.313-316, 2017 (Released:2017-11-30)

組織にとって有効な人材像については、古くから多くの議論がなされてきた。その中で昨今では、有効な人材として「自発的行動のとれる人材」および「課題設定能力が高い人材」など、やる気があって自発的に課題を見出し解決して行く有能な人材を最上とする意見が主流となっているかのように思われる。しかし、19世紀プロイセンの軍人モルトケ(Helmuth Karl Bernhard Graf von Moltke)は、やる気のない有能な人物こそを組織にとって最上の人材とした(“モルトケの法則”)。本研究では、マルチエージェントシミュレーションを用いて、“モルトケの法則”の有効性を検証する。

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モルトケの法則というらしいけど、こちらの論文ではマルチエージェントシミュレーションからは法則性は検出できなかったとの話。(モルトケの法則有効性検証:https://t.co/a0GGcuVr9f) 一方で高度すぎる人材をモルトケは想定してるため、この話自体、一般化するのは無理があるとの指摘も。 https://t.co/huMOIpJQaJ
この論文を見ても https://t.co/d4sn0yDPcX ソースはココの渡邉ビジネスシステム研究所だし https://t.co/87tKWm9u2A

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