著者
深井 宣男
出版者
日本鳥類標識協会
雑誌
日本鳥類標識協会誌 (ISSN:09144307)
巻号頁・発行日
vol.17, no.2, pp.31-37, 2004 (Released:2015-08-20)
参考文献数
5

標識放鳥,死体拾得,保護飼育されたヨタカ6個体をもとに,春季における齢の識別点と換羽様式について検討した.春季には成鳥も幼鳥も同様に,初列大雨覆と尾羽に新羽と旧羽が混在するが,幼鳥では旧羽が幼羽であり,旧羽も成鳥羽である成鳥と容易に識別できることがわかった.また,秋と春の換羽状況から,本種の換羽様式は,繁殖地と越冬地で風切と尾羽の一部ずつを換羽する,変則的なものであると考えられる.

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深井(2004)では春の換羽状況から、成鳥は延期した換羽を越冬地で完了させることや、幼鳥は風切などの換羽をかなり進めることを発見し、ヨタカの換羽がどのようなサイクルで起こるのかを推定している。 https://t.co/UH8Q1mdeZy
1 1 https://t.co/wdphx9ufe8
https://t.co/gG3PHyVBsD 犬などの毛が生え換わるように鳥にも換羽がある 換羽は鳥にとって大変体力を遣うものである ヨタカの換羽は春と秋(?)メモメモメモメモ

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