著者
三輪 宏太郎 植田 一博
出版者
行動経済学会
雑誌
行動経済学 (ISSN:21853568)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.114-118, 2010 (Released:2011-04-26)
参考文献数
7

個別銘柄レベルにおいて,出来高の上昇は株式リターンの持続を予測すると言われている.この出来高と株価変動の持続性(株価モメンタム)の関係は,株価の新規情報の折り込みの遅れが要因とされてきた.本研究では,この関係が投資家の株価トレンド追随行為によっても引き起こされる可能性が高いことを実データ検証,モデルシミュレーションの両面から示す.

言及状況

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出来高と株価上昇の関係について書かれた2010年の議事録。それまで、出来高上昇後の株価の上昇は、一部の投資家が私的に入手した情報に基づいて購入した後、新規ファンダメンタルが織り込まれて上昇トレンドが続くと考えられていた。しかし、ファンダメンタルの変化が無くても https://t.co/UU71pjMQ2E
J-STAGE Articles - 株価モメンタムと出来高の関係 https://t.co/P1z0fV17kH データ分析とモデルシミュレーションにより、ファンダメンタル情報を伴わない状況下でも、出来高上昇→株価変動の持続性上昇の関係が成立する可能性が高いことを検証
https://t.co/YZ8muCfLp5 後半意味不明だけどとりあえず参考になる

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