著者
阿部 誠 守口 剛 八島 明朗
出版者
行動経済学会
雑誌
行動経済学 (ISSN:21853568)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.1-12, 2015 (Released:2015-07-17)
参考文献数
21
被引用文献数
1 or 0

行動経済学では,時間軸における選好の逆転現象を割引で説明する場合が多い.一方,心理学や行動意思決定理論の分野では,時間を含めた心理的距離の変化による選好の逆転を解釈レベル理論の枠組みで分析する研究が多数,存在する.本研究では,割引の概念を解釈レベル理論に組み込んだ割引解釈レベルモデル(DCLM)を提案する.具体的には,割引の適用を時間も含めた一般的な心理的距離に拡張し,割引傾向の違いに関する2つの要因,量的効果と符号効果を仮定する.本論文では,これらを3つのプロポジションとして提案し,ロトの選択に関するアンケート調査に基づいて統計的に検証する.その結果,DCLMが時間軸も含めた一般的な心理的距離の変化による選好の逆転を説明,予測できることを示す.

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選好の逆転:解釈レベル理論に割引の概念を組み込んだモデルによる分析 https://t.co/SBiM7Y3eb3
リスクを「心理的距離」変化による選好逆転で説明 https://t.co/bZkZfBMeu6
阿部誠・守口剛・八島明朗(2015). 選好の逆転:解釈レベル理論に割引の概念を組み込んだモデルによる分析 8, 行動経済学, 1-12. https://t.co/O3ywKYk3VT

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