著者
村上 英也
出版者
公益財団法人 日本醸造協会
雑誌
日本釀造協會雜誌 (ISSN:0369416X)
巻号頁・発行日
vol.66, no.2, pp.117-121, 1971-02-15 (Released:2011-11-04)
被引用文献数
1

我々日本の醸造屋は「コウジカビ」の大きな恩恵をうけている。明治9年に発見, 報告されてから現在までに多数の菌株が分離, 利用されているが, 筆者は長年, コウジカビの研究をし, 最近コンピュータを用いて, これがアスペルギルス・オリゼーという大集団で, フラブスとはちがうこと, 標準株と-致する株が50年来醸試に保存されていたことなどのいきさつを述べている。正しいコウジカビの知識のためにも, また研究者の喜びを理解していただく上にもぜひ一読を願いたい。

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ぽんしゅの麹をつくるAspergillus属のカビの分離・発見が1876年らしいですね。当時ホットな話題すぎる そら研究したくなるよ https://t.co/DeU0uwow4X
@gorry5 https://t.co/DOkJp3xDWs https://t.co/4qQbxdd5YQ フィルムに発生するものと一緒、とすれば黄カビの類ということになるんでしょうか。これが正しければ、カワキコウジカビやアスペルギルス・オリゼーと説明されてますね。目的のものに近いかどうかわかりませんが… https://t.co/QrJOq8EMPo
日本釀造協會雜誌 Vol. 66 (1971) No. 2 P 117-121 アスペルギルス・オリゼーの発見 コウジカビの独立性 https://t.co/2A6KHMpwTR
2 2 https://t.co/nCJO8IEqlb
ア ス ペ ル ギ ル ス ・オ リ ゼ ーの中でも日本麹菌が日本独自で世界のどこにもないことを簡単に説明する入門PDF。 https://t.co/dsa4HuUUKP

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