著者
菅野 信男 永谷 正治 佐藤 信 大塚 謙一
出版者
公益財団法人 日本醸造協会
雑誌
日本釀造協會雜誌 (ISSN:0369416X)
巻号頁・発行日
vol.76, no.1, pp.45-49, 1981-01-15 (Released:2011-11-04)
参考文献数
12

清酒の品質の個性化を図ることを目的として, 異種酵母の混合発酵による醸造を行った。混合に際しては, 協会7号と清酒酵母とは異なる他属種の酵母8株を使用した。小仕込醸造試験を行い, 製成した清酒の成分の分析および官能検査から, S. roseiとT. collionlosaを選択した。それらの株につき更に仕込試験を行い検討した結果, s. roseiとの混合発酵の場合に味の軽い良品質の清酒が得られた。なお混用に際しては酵母仕込で行う方が酒母仕込より効果を上げることができると推察された。

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複数の酵母混ぜて日本酒を作るとアルコール耐性が強いヤツが勝つので、酒母の段階でやった方がいい。スッキリした酒ができたが、複数酵母のせいかはわからん。的な話だった。https://t.co/aFCic1lJ4c

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