著者
小金井 一隆 木村 英明 篠崎 大 福島 恒男
出版者
The Japan Society of Coloproctology
雑誌
日本大腸肛門病学会雑誌 (ISSN:00471801)
巻号頁・発行日
vol.52, no.5, pp.409-414, 1999 (Released:2009-10-16)
参考文献数
16

ステロイドによる大腿骨頭壊死を合併した潰瘍性大腸炎 (UC) の3例を経験した.症例1は24歳, 女性, 症例2は30歳, 男性, 症例3は55歳, 女性.症例1, 2は全大腸炎型, 症例3は左側大腸炎型で, いずれも再燃緩解を繰り返し, ステロイド投与が行われた.UC発症後15, 31, 48カ月で大腿痛が出現し, 大腿骨頭壊死と診断された.症例1, 2はその後もステロイドが投与され, 総投与量は9.8g, 11gとなり, 当科初診時には歩行障害があった.大腸全摘, 回腸嚢肛門管吻合を行い, ステロイドを中止したが, 骨変化は非可逆で, 症例1は右側の人工骨頭置換術を行った.症例3は総投与量が30gであったが, 大腿骨頭壊死の診断後ステロイド投与を中止し, 現在までUC, 大腿骨頭壊死とも保存的に治療している.大腿骨頭壊死は患者のQOLを著しくそこなう疾患であり, ステロイド使用症例ではその発症に十分注意し, 発症後は速やかに治療法の変更が必要である.

言及状況

外部データベース (DOI)

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◎潰瘍性大腸炎< ステロイドによる大腿骨頭壊死 >骨変化は非可逆 (投薬廃止後も元に戻らない) https://t.co/dhtq1O14gT https://t.co/UanvzSTHzL
この病気だとすると、たいへんな事だな。 https://t.co/M0wqMyuJO1 「 大腿骨頭壊死は患者のQOLを著しくそこなう疾患であり, ステロイド使用症例ではその発症に十分注意し, 発症後は速やかに治療法の変更が必要である. 」
@otsu1620 @SeriousTom1 @AokiTonko 私が参考にしたクリニックのサイトが出て来なかったので、代わりにこれを→ https://t.co/o7vcO37jbeステロイドで大腿骨頭壊死を起こした例が説明されています。ステロイド以外の薬の副作用も考えられますね。私の知識にステロイドによる副作用と、治療薬として使われる事があったので。ご指摘感謝。
#潰瘍性大腸炎 #大腿骨頭壊死 #ステロイド ステロイドによる大腿骨頭壊死をきたした潰瘍性大腸炎の3例 https://t.co/cfgznOisPT

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