著者
島田 浩二
出版者
公益社団法人 東京地学協会
雑誌
地学雑誌 (ISSN:0022135X)
巻号頁・発行日
vol.119, no.3, pp.451-465, 2010-06-25 (Released:2010-08-30)
参考文献数
24
被引用文献数
1 1

The rate of recent sea ice reduction in the Arctic Ocean exceeds that of global warming. The pattern of sea ice reduction accompanies discontinuous changes. This implies that the Arctic climate system is not only influenced by global warming, but also involves significant positive feedback mechanisms that accelerate the reduction of sea ice. Changes of sea ice area in the Arctic Ocean do not show uniform reductions in both space and time. In the present study, we investigate sea ice reduction in distinct regions and time frames, taking into consideration preconditions for the occurrence of tipping points. The initiation of a positive feedback system is found in strengthening ocean and ice circulations since the late 1990s. The activation of both sea ice and ocean circulation caused ocean warming. This contributed to less formation and growth of sea ice in the Pacific Sector. Consequently, ice reduction actually occurred due to an imbalance between ice melt and formation. The sustaining of strong circulations was a precondition leading to a huge anomalous sea ice reduction in 2007 with a zonal asymmetric distribution. The resultant zonal asymmetry establishes a new atmospheric pattern (dipole pattern) associated with southerly winds in the Pacific sector of the Arctic Ocean. Now, the Arctic climate is governed by a strong coupling system linking ocean, ice, and atmosphere. Multi-disciplinary studies are now required to understand the catastrophic Arctic changes and the fate of the Arctic and global climate.

言及状況

外部データベース (DOI)

Yahoo!知恵袋 (1 users, 20 posts)

「「地球は温暖化などしてない」ヒートアイランド現象により、気温が高いのは都市部だけ」とは答えていません。 2000年までは人為的に排出したCO2ではなく、活発な太陽活動、現代極大期によって温暖化しましたが、2000年以降は14年以上、気温は横ばいのままですから、現時点では温暖化していません。 イギリス気象庁は世界の3万地点を調べて、温暖化傾向は1997年に終了したと発表し、今後の気温予測を ...
中国は石油、天然ガスの開発では周辺国の主張を無視して、南シナ海と東シナ海に触手をのばし、各地で軋轢を生んでいます。 今後、北極海は資源開発を巡る紛争の舞台になってもおかしくないですが、さまざまな困難から、実際の採掘は難しいと思われます。 通常の海底油田、ガス田と比べて、海氷に覆われる期間が長く、砕氷船も必要となるため、採掘コストが高く、採算性は低いと考えられます。 数十年後に北極 ...
オホーツク海の流氷は以前と比べて減っていますが、それは2000年までの温暖化によるものでしょう。 ただ、温暖化は人為的に排出された炭酸ガスによるものではなくて、1900年代後半の過去1万1千年で最大の太陽活動、現代極大期によるものです。 今年の全球の海氷面積はほぼ平年並みです。 https://sunshinehours.wordpress.com/2014/10/22/sea-ic ...
北極海の海氷は減少していますが、地球温暖化によるものではなくて、北極振動、大西洋へ海氷が流出するように吹いた風、太平洋からの暖かい海水の流入によるものです。 http://www.data.kishou.go.jp/shindan/a_1/series_arctic/series_arctic.html 海氷面積の推移(北極域) https://www.jstage.jst.go.j ...
9月頃の最も海氷が少なくなる時期に海氷がなくなるという意味です。 http://www.ijis.iarc.uaf.edu/jp/seaice/extent_v2_prev.htm 北極海の海氷面積の推移 北極海の海氷の減少は北極振動、大西洋へ海氷が流出するように吹いた風、太平洋からの暖かい海水の流入が原因で、温暖化が原因という根拠はありません。 https://www.jstage. ...
「「北極海の氷が減ると日本の冬は寒くなる」という逆説的なことが最近の研究で証明されています」というのは違います。 北極海の海氷は減少していますが、日本の冬は暖かくなっていて、上記の話は事実ではありません。 http://www.data.kishou.go.jp/shindan/a_1/series_global/series_global.html 海氷は北極海で減少、南極海で増加 ...
ロシアが漁をする海はもちろんあります。 日本海、オホーツク海、太平洋北部、ベーリング海、大西洋、カスピ海などです。北極海も流氷が激しくない海域では漁が可能です。 http://www.data.kishou.go.jp/db/seaice/global/global_extent.html 海氷分布図 北極海の海氷は9月に最も少なくなります。 http://www.ijis.iarc ...
北極海の海氷は減少していて、このまま温暖化で減少が続くと今世紀中になくなるという主張がありますが、今世紀中になくなることはないでしょう。 世界の平均気温は2000年以後10年以上横ばいのままですし、既に太陽活動の極大期は終わり、今後は太陽活動が200年ぶりに大きく低下して、寒冷化する見込みになっています。 http://www.data.kishou.go.jp/shindan/a_ ...
北極海の海氷の減少は地球温暖化によるものではありません。 北極振動と、海氷を大西洋へ流出させるように吹いた風、太平洋からの暖かい海水の流入によるものです。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jgeography/119/3/119_3_451/_pdf 海氷激変メカニズム http://www.youtube.com/watch?v=i2TW ...
2012年から氷期に入ることはありません。ミランコビッチ・サイクルによる北半球高緯度の日射は極小期近くに現在はなっていますから、気温への影響の時間的遅れを考慮すると、氷期に入るのは数千年後です。 http://www.nipr.ac.jp/publication/PDF/NEWS_no.184.pdf 南極氷床コアの精密年代測定 極地研 間氷期はあと3万年も続くと炭酸ガス主因説の人は主張 ...
極地の氷の広さが狭くなっていても、温暖化とは言えません。 北極海の海氷の減少は、北極振動、海氷を大西洋へ流出させるように吹いた風、ベーリング海峡からの暖かい太平洋の海水の流入といった自然現象が原因となっています。北極海の気温が上昇したから、海氷が減ったという説明は行われていません。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jgeography/119/3/ ...
「北極の海氷が溶けると、アザラシの捕食が困難になる」というのはIPCCに執筆陣を送り込んでいる環境NGOのWWF(世界自然保護基金)の主張です。 息継ぎのためにアザラシが穴状の氷の隙間から浮上して来るのを、ホッキョクグマが待ち伏せしていて、捕食しているが、氷がなくなってしまうと、待ち伏せできなくなるため、捕食が困難になり、その数が減少するはずであるというストーリーです。 実際にはアザラシが ...
基本的に南極は夏でも氷点下ですから、世界平均で過去100年で0.7度程度の温暖化で氷が融けることはありません。 一般論として、過去に間氷期に氷床が増加し、氷期に減少することを繰り返しています。間氷期は気温が上がりますから、降雪量が増えます。この降雪量の増加による氷床の増加が氷床や棚氷の海への流出を上回るためです。 南極の氷床は少し減少していますが、これまでの経緯からすると温暖化で減少し ...
北極海航路が一年中使用できるようになるのは、北極海の海氷が全部融けた時です。 http://www.data.kishou.go.jp/shindan/a_1/series_global/series_global.html 海氷の面積の推移 温暖化炭酸ガス原因説では、このまま北極海の海氷の減少が続いて、あと30~70年位たつと全部融けてしまう可能性が高いと考えています。 http:// ...
夏に融けて、冬に増える季節変化を繰り返しています。北極海の海氷は減少傾向です。 http://www.data.kishou.go.jp/shindan/a_1/series_global/series_global.html 海氷域面積の長期変化傾向 ただし、北極海の海氷の減少は温暖化によるものでなくて、太平洋の暖かい海水流入、大西洋の暖かい海水の流入、海氷が大西洋へと流出するよ ...
仮にIPCCの予測のように、世界の平均気温が100年で3度、海面水位が39cm上昇したとしても、悪影響はほとんどなく、むしろ食糧生産が増えます。IPCCの4次報告やスターン・レビューは悪影響を誇大に報告しています。 低緯度の温度は上がりませんから、食糧生産への悪影響はありません。 Budyko(1987)によると、6000年ほど前の1~3度高かった気候最適期の緯度別の温度上昇は20~30度 ...
地球温暖化は石油の値上がりを望む陰謀ではないでしょう。炭酸ガスの排出を減らすために、原発や風力発電、太陽光発電を増やすと、むしろ石油が使われなくなり、値下がりするはずです。 気温は2000年から横ばいですが、下がってはいません。 南極の氷が融けているのは南極半島など一部だけで、全体としては氷床は少ししか減っていません。 グリーンランドの氷床も融けているのは沿岸部で、中央部では増えています ...
北極海の海氷は減少していますが、南極海では逆に増えていますから、南極の海氷の映像を出さないのでしょう。 http://www.data.kishou.go.jp/kaiyou/shindan/a_1/series_global/series_global.html 北極海の海氷の減少は温暖化によるものではなくて、暖かい太平洋の海水の北極海への流入、大西洋へ海氷を流出させるように吹いた風、北 ...
温暖化して北極海の海氷が減ると、海氷のすきまの穴から息つぎのために上がって来るアザラシを氷の上で待ち伏せして捕食することができなくなり、シロクマの数が減って絶滅する恐れがあるというストーリーでしたが、実は海氷が大幅に減っているにもかかわらず、シロクマの数は減っていません。 シロクマの数は狩猟の影響が大きく、狩猟が禁止されたことにより、その数は横ばいになっています。 北極海の海氷の減少も温暖 ...
地球温暖化は事実で、過去100年で0.7度上昇しました。ただ、炭酸ガスが原因とされているのは誤りで、1900年代後半(現代極大期)の非常に活発な太陽活動が原因です。 炭酸ガスの赤外線吸収波長15μmはオゾン以外のどの温室効果ガスも吸収できない波長8~14μmの大気の窓領域(放射冷却が生じている)から、はずれていますから、炭酸ガスは温室効果を100%発揮済で、もともと炭酸ガスに吸収されずに宇宙 ...

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東京海洋大・島田氏によると、北極海海氷減少は複数の要因が絡まって起きる。 ・北極海からの海氷放出量の増大:「海氷が出て行く」 ・大気による加熱:「海氷が融ける」 ・海洋温暖化:「海氷が融ける」,「海氷ができにくくなる」 https://t.co/ZdhLzjDkIG 場合により、主要因は変わる。
北極海の海氷の減少は太平洋からの暖かい海水の流入、北大西洋に海氷が流出するように吹 いた風、北極振動によるもの。専門家の報告では地球温暖化によるという表現は用いられていない。2013、2014年の海氷面積は2012年より大きかった。https://t.co/g53xoENGYq
北極海の海氷の減少は北極振動、太平洋からの暖かい海水の流入、大西洋へ海氷が流出するように吹いた風によるもの。温暖化によるものでない。最小時海氷面積は2年連続で増加。南極海の海氷は観測史上最大。@AaAmtnkt @MusukoDx  https://t.co/EFGiOIzj4X
海氷の専門家によると北極海の海氷の減少は北極振動、太平洋からの暖かい海水の流入、大西洋へ海氷が流出するように吹いた風が原因。「温暖化で海氷が減少し北極振動に影響」は根拠なし@kaiuriurikai @KunizoTonokatu https://t.co/EFGiOIzj4X
@naka8952北極海の海氷の後退は北極振動、大西洋に海氷が流出するように吹いた風、太平洋からの暖かい海水の流入によると海氷の専門家は述べています。温暖化が原因とは書いていません。南極海の海氷は増えています。#気候変動 #温暖化 https://t.co/J7wlA3Cxgh
北極海の海氷の減少は太平洋の暖かい海水の流入、北大西洋に海氷が流出するように吹いた風、北極振動による自然減少。人為的な温暖化によるという証拠はない。 https://t.co/J7wlA3Cxgh
@Tsuyoshior 北極海の海氷の減少は海氷専門家によると北極振動、海氷を大西洋へ流出させる風、太平洋からの暖かい海水の流入が原因。地球温暖化が原因でない。北極海の海氷の減少は周期的なもの。1910~1920年代も起きていた。 https://t.co/EFGiOIzj4X
北極海の海氷の減少は太平洋からの暖かい海水の流入、北大西洋に海氷が流出するように吹いた風、北極振動によるというのが海氷の専門家の見解。これらはいずれも自然現象。地球温暖化によるという表現は用いられていない。 https://t.co/EFGiOIzj4X #温暖化 #気候変動
北極海の海氷の減少は太平洋からの暖かい海水の流入、北大西洋に海氷が流出するように吹いた風、北極振動による。これらは自然現象であり、地球温暖化によるという表現は用いられていない。地球温暖化によって北極海の海氷が減った証拠はない。  http://t.co/otxWsWMwx5
北極海の海氷の減少は太平洋からの暖かい海水の流入、北大西洋に海氷が流出するように吹いた風、北極振動による。これらは自然現象であり、地球温暖化によるという表現は用いられていない。地球温暖化によって北極海の海氷が減った証拠はない。  http://t.co/otxWsWMwx5
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