著者
柳井 修一 青木 一勝 赤堀 良光
出版者
公益社団法人 東京地学協会
雑誌
地学雑誌 (ISSN:0022135X)
巻号頁・発行日
vol.119, no.6, pp.1079-1124, 2010-12-25 (Released:2011-03-17)
参考文献数
121
被引用文献数
23 or 0

Median Tectonic Line (MTL) and Fossa Magna (Itoigawa-Shizuoka Tectonic Line) had long been considered to be the most critical fault boundaries controlling development of the Japanese Islands since Naumann (1885) and Kobayashi (1941). After the appearance of plate tectonics, several new interpretations emerged, e.g., sub-surface Benioff plane for the MTL. In this paper, we propose that those tectonic lines, major faults, and Tanakura Tectonic Line (TTL) were formed through a process at micro-plate boundaries during the opening of the Japan Sea in the Miocene. MTL could have been formed along the consuming boundary between the PHS plate and Japan Sea microplate, which has shifted southward to the Nankai trough, accompanying large-scale tectonic erosion. Fossa Magna was formed as a gigantic transform fault with a transtension component in the Medial-Japan Sea when opening was initiated. The eastern and western boundaries of the Japan Sea must be a strike-slip fault, corresponding to TTL to the east, and a newly proposed strike-slip fault called the West Kyushu Tectonic Line, respectively. Fossa Magna, a medial region defined by two NS-trending Miocene parallel faults in central Honshu, defined by Nauman (1885) could be interpreted to be the largest transform fault in the Medial-Japan Sea to offset the spreading axis when the Japan Sea opened. It should be emphasized that large-scale tectonic erosion occurred in front of consuming plate boundaries facing the PHS and PAC plates oceanward during the opening of the Japan Sea. The volume of tectonic erosion is calculated to be 17,581,500 km3, which is equivalent to 2/3 of the present-day Japan arc crust, which is sufficient to reach the depth of the megalith between the upper and lower mantle boundary, even with 10 km thickness of materials eroded and transported along the Benioff zone. Although MTL, Fossa Magna, and TTL are remarkable in the geology of Japan, these young faults never affected the orogeneses of Japan back to 520 Ma, which grew the continental crust of Japan. We propose that microplate boundary processes decreased the volume of the Japan crust.

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現在の日本列島の地殻変動は、主に約200万年前からの、この第四紀に起きています。 第四紀地殻変動図 No.3集成隆起沈降量図 http://dil-opac.bosai.go.jp/publication/quaternary_chikaku/pdf/map0... これは約200万年前から日本海の海底が東に動き出し、日本海の東縁に断層が発達するようになってからの ...
中生代の背弧拡大のような働きでタスマン海が出来たようですね。 日本海も同じように新生代の背弧拡大で出来たとされています。 なので日本海には水深が十数mのとても浅い部分があって、これは大陸地殻が引き延ばされて薄くなり、沈降していると考えられています。 明治政府には、ここにコンクリートで杭を打って、陸地にして領土にしようという計画まであったほどです。 日本 ...
lengdzai08さんの考え方に賛成します。 このファイルのP.6図7に、津軽海峡の海底地形がありました。 産総研地質ニュースより 「沿岸海底地形に海水準変動記録を読む」 https://www.gsj.jp/data/chishitsunews/92_11_07.pdf この海底地形を見て気が付くのは、ウェゲナーの大陸移動説のように、津軽側と渡島 ...
起きた原因はとても難しいです。 原因は難しいですが、日本海の拡大の過程に関しては詳しい論文もあります。 日本海の拡大と構造線 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jgeography/119/6/119_6_1079/_p... 日本列島は島弧(海溝、火山帯、深発地震がある)で、島弧では一般に背弧拡大という現象が起き ...
そうですね、 中央構造線という地質境界の形成は、日本海が拡大した時に、 50~200kmの大陸地殻の短縮があったのでは、との考え方があります。 以前にまとめたものですが、良ければ読んでみてください。 中央構造線について (随時編集) http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n31277 特に ...
構造線というのは地質の断層が大規模に連続している構造の事です。 中央構造線に関しては、 三波川帯と領家帯という、本来ならば海溝の地下で出来る広域変成帯の三波川帯と、 火山帯のマグマで熱変成を受けた地上に近い部分の領家帯が、 なぜかカミソリで切り合わせたかのように接しているという断層構造になっているのです。 つまり、両者の間に存在したであろう100~200km以上の地 ...
日本海の拡大と構造線 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jgeography/119/6/119_6_1079/_p... 古地理図などが多く掲載されているので、見るだけでも参考になります。 詳しくは、本文を読んでください。
「日本が出来てくるとき大陸から離れてきたのは」 日本海が出来るとき大陸地殻が分裂したのは、プルームテクトニクスによると考えられています。 日本海盆は堆積物の層が厚いので、中央海嶺から拡大した時に海洋底に出来る地磁気縞の観測がやり辛いそうです。 しかし、日本海も大陸地殻の下に熱いマントルの上昇がありリフトが始まり、中央海嶺になっていったと考えられています。 同 ...
それは日本列島の形成過程に原因があるようです。 「日本海の拡大と構造線」柳井修一ほか https://www.jstage.jst.go.jp/article/jgeography/119/6/119_6_1079/_a... (本文PDFのクリックで読めます) この論文で、 「日本(海)拡大時(約2千万年-1500万年前の間)のリフト構造の発達がよく観察される ...
「日本海の拡大と構造線 ー MTL,TTLそしてフォッサマグナ ー 」柳井修一ほか リンクがうまくいかないので、 このページの Full Text PDF をクリックしてください。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jgeography/119/6/119_6_1079/_a... これは2010年発表の論文で最新でわかり ...
え~と、現在のプレートテクトニクスという 地質構造の形成を研究する学問では、 このように考えられています。 地下深くから熱いマントルが上昇してくると、 大陸の地殻が押し上げられて表面にひび割れが出来て、 そのひび割れにマグマが上昇してきて火山活動が始り、 次第に大陸の地殻を引き裂くようにひびが拡大していきます。 火山活動のたびに、ひびはやがて大きな地上の溝と ...
「日本海の拡大と構造線 : ―MTL,TTLそしてフォッサマグナ―」 柳井修一ほか https://www.jstage.jst.go.jp/article/jgeography/119/6/119_6_1079/_p... によれば、フォッサマグナの原型は 日本海拡大時の中央海嶺のトランスフォーム断層の延長である とのことです。 そして日本海拡大時には大陸 ...

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日本海の拡大と構造線 ーMTL,TTLそしてフォッサマグナー 柳井修一ほか https://www.jstage.jst.go.jp/article/jgeography/ … (本文PDFをクリックすると読めます) 日本海の形成に興味がありましたら一度この論文をお読みになることをお勧めいたします。 つまり海洋底を形成するようなマグマの上昇が約3千万年前から1500万年前 ...

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日本海の拡大と構造線 ーMTL,TTLそしてフォッサマグナー 柳井修一ほか https://www.jstage.jst.go.jp/article/jgeography/119/6/119_6_1079/_article/-char/ja/ (本文PDFをクリックすると読めます) 日本海の形成に興味がありましたら一度この論文をお読みになることをお勧めいたします。 つまり海 ...

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「日本海の拡大と構造線 -MTL、TTLそしてフォッサマグナ-」(地學雑誌) https://t.co/y2Fxj9FdH2
確かに、中央構造線って断層を超越してるよなあ。いろんな時代に活動してたり、そもそも「何なのか?」わけがわからない。 参考→ https://t.co/oaD4t4nZDI
@black_bomu  ごめんなさい、リンクはこちらでフリーで読めるはずです。 https://t.co/Y3OLl7rznD

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