著者
米今 由希子
出版者
一般社団法人 日本家政学会
雑誌
日本家政学会誌 (ISSN:09135227)
巻号頁・発行日
vol.59, no.5, pp.313-319, 2008 (Released:2010-07-29)
参考文献数
18
被引用文献数
1

19世紀後期イギリスで、衣服改良を目的として設立させた合理服協会の活動と理念を明らかにし、19世紀後期イギリスの女子服の変化の過程を考察することを目的とした。資料としては、合理服協会が発行していたThe Rational Dress Society’s Gazetteをとりあげた。結果として、合理服協会は、合理的な服とは健康的であり快適であり、美しい服であるという理念のもと、衣服改革の促進を目的として活動していたことが分かった。また、講演会を通して啓蒙を進めており、また具体的なデザインを発表し着用を推進していたことも分かった。合理服協会の衣服改革は着用する女性だけではなく、男性に対する意識改革であったともいえ、19世紀後期イギリスにおいて、衣服を通して新たな意識を提示したと考えられる。

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おそらく、当時に、女性が動き易い服を着てもよいという自由度の高さは、日本の武家娘たちかな・・・ 跡見塾の女袴が英国で取り入れられてブリーチスカートになります。 19 世紀後期イギリスにおける合理服協会の衣服改革 https://t.co/tsx2erUmzq
あとで読む論文 https://t.co/sDn8cRtqXS
島田が合理服協会に贈った袴は「全部に黒い絹の裏のついた、細い黒い縞のダークブルーの絹製」だったらしい。 https://t.co/Xx6IAwVoWq

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