著者
四十九院 成子 福場 博保
出版者
The Japan Society of Home Economics
雑誌
家政学雑誌 (ISSN:04499069)
巻号頁・発行日
vol.28, no.2, pp.108-114, 1977-04-20 (Released:2010-03-09)
参考文献数
10

プリンスメロン汁液添加ゼリーが凝固しないことからプロテアーゼ活性のあることを見いだし, 粗酵素液を調製してその酵素化学的諸性質および精製法について検討した.至適 pH 10.9, 至適温度60℃, 至適基質濃度0.8%, 熱安定領域は60℃10分間加熱まではほぼ安定で90℃で完全に失活した, 銀, 鉄, 水銀イオンなどの重金属イオンは酵素活性を減少させた.緩衝液にマグネシウム, カルシウムイオンを添加すると透析時の酵素の安定化と比活性の上昇に役立っていた.またEDTAで影響を受けずPMSFによる阻害効果が大であることから, 本酵素がセリンプロテアーゼであることが示唆された.透析, CM-セルロースおよびセファデックス G-100 グロマトグラフィーによって粗酵素液の11.4倍に精製した。分子量はゲルろ過法により約47,500と推定された.

言及状況

外部データベース (DOI)

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こういう研究は素朴ながら本質的に好き(ただここで出てくるククミシンは初の植物セリンプロテアーゼとしてこの報告の2年前に既報) https://t.co/MXYWLHbyZl https://t.co/5HYHyZQtXj https://t.co/0fsgzkzD9r
実はメロンにはプロテアーゼがあるのですよ。フルーツとして食べる熟したメロンを料理に使うのはもったいないけど、料理に使う摘果メロンは、肉を使った煮込み、ステーキのソース、焼き肉のタレに最適な季節限定の果実。→「プリンスメロンプロテアーゼの諸性質について」https://t.co/SrYfiG821x

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