著者
笠原 優子 松浦 早紀 庄山 茂子
出版者
人間‐生活環境系学会
雑誌
人間‐生活環境系シンポジウム報告集 人間−生活環境系学会 (ISSN:24348007)
巻号頁・発行日
pp.111-112, 2021 (Released:2022-12-03)
参考文献数
3

食欲の低下した患者の病院食に適した皿の大きさや形状を明らかにするため、大きさの異なる「丸皿・リム無」、「丸皿・リム有」、「正角皿・リム無」、「正角皿・リム有」の皿にハンバーグを盛り、量感‹大きさ›の印象に違いがみられるか検討した。デルブーフ錯視の効果により皿の直径および1辺に対するハンバーグの直径比が0.45~0.55付近を境に、大きい皿ほどハンバーグは小さく見えると評価された。同じ大きさの皿では、リム有よりリム無の方が、正角皿より丸皿の方が、やや小さく見えると評価された。

言及状況

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最近、TLをハンバーグが流れていくことが多いので、ハンバーグを用いた研究を紹介 「食欲不振の患者に適した食環境について、食器を含めた観点から検討する重要性が示唆された。」 J-STAGE Articles - 病院で使用される皿の形状が料理の量感に及ぼす影響について https://t.co/IleGJ8hylC

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