著者
谷内 一彦
出版者
一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
雑誌
日本耳鼻咽喉科学会会報 (ISSN:00306622)
巻号頁・発行日
vol.123, no.3, pp.196-204, 2019-03-20 (Released:2020-04-08)
参考文献数
24
被引用文献数
2 3

アトピー性皮膚炎, 花粉症, 食物アレルギー, 蕁麻疹などアレルギー疾患は多くの国民が罹患している. 抗ヒスタミン薬は即効性があるのが利点であり, アレルギー治療における中心的薬物である. 開発初期の第一世代抗ヒスタミン薬はアレルギー疾患に対する効果が認められる一方で, 強い鎮静作用 (眠気, 疲労感, 認知機能障害), 口渇, 頻脈といった抗コリン性作用, そして心毒性などの副作用が問題視されていた. 現在, 花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患症状の緩和に非鎮静性抗ヒスタミン薬が First-line treatment であり, 非鎮静性抗ヒスタミン薬のアレルギー疾患への長期投与の治療効果は高い. 日本では過去に鎮静性抗ヒスタミン薬が格段に多く使用されていたが, 古典的抗ヒスタミン薬の使用はアレルギー性疾患には世界中のガイドラインでほとんど推奨されていない. 鎮静性抗ヒスタミン薬は制吐剤, 抗動揺病, 抗めまい薬などの使用に限定される. 脳内ヒスタミン神経系の機能に配慮し, 脳内移行のより少ない非鎮静性抗ヒスタミン薬が第一選択として求められる. その非鎮静性を判断する場合に, ヒスタミン H1 受容体占拠率を用いることを推奨している. ヒスタミン H1 受容体占拠率の最新データと薬理作用から見た理想的な抗ヒスタミン薬治療について提言する.

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@saito33877 @IshiyakuApp この総説が元ネタのようです。クラリチンには軽い鎮静作用があるとのこと。 https://t.co/lfQISuSdMO
>平成30年7月に「航空機乗組員の使用する医薬品の取り扱いに関する指針」が公表され,ビラスチン,フェ キソフェナジン,ロラタジン,デスロラタジンが推奨さ れているが,ロラタジンには軽い鎮静作用があるため注意が必要.特に増量した場合にはロラタジンは脳 内に移行. https://t.co/lfQISuSdMO https://t.co/lDe26oMK4T
ヒスタミン大事。 https://t.co/piqHExZGES
抗ヒスタミン剤の眠気。 https://t.co/zMwlfJnPbu
第二世代抗ヒスタミン薬は脳の血管内皮細胞で発現しているP-gpにトラップされて血中に戻されるため、脳内のH1レセプターに結合しないことから鎮静作用が出にくいらしい。ビラノアの成分であるビラスチンは脳内に入る率がトップクラスに低い。もっと早く出会いたかった(笑) https://t.co/lpQ51mpix0 https://t.co/SOEuPPHeVz
薬理作用から見た理想的な抗ヒスタミン薬治療 https://t.co/nxqtjFtJQN 抗ヒスタミン薬は個人差が割と激しくて、脳内ヒスタミンH1受容体占拠率(眠気に関与)で見ると眠気が弱いビラノアでも標準偏差の端が非鎮静ギリギリだったりします。正規分布なら1割程度の人が軽めの鎮静を感じるとかになるはず。
第一世代抗ヒスタミン薬と第二世代抗ヒスタミン薬の違いについて解説されています。 https://t.co/DauPpzkUBs
比較はこちら https://t.co/F9NPxFTPDA を参考に作られているそうです
@MSkodomo0724 https://t.co/KTHPKWjxJO こちらになります。どうぞよろしくお願いいたします
こちらは、脳内ヒスタミン受容体占拠率や、添付文書のt1/2あるいはtmaxなどを参考に作成させていただきました。https://t.co/RGC8zznl3u
メモ https://t.co/qF2tyPzlif

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