著者
西田 正憲
出版者
公益社団法人 日本造園学会
雑誌
ランドスケープ研究 (ISSN:13408984)
巻号頁・発行日
vol.59, no.4, pp.298-309, 1996-03-29 (Released:2011-07-19)
参考文献数
77
被引用文献数
2 2

幕末から明治にかけておびただしい欧米人がわが国を訪れ, そして瀬戸内海を航行し, 瀬戸内海の風景を賞賛する。19世紀のシーボルト以後, 多くの欧米人が近代的な風景観でもって瀬戸内海の風景を賞賛し紀行文等にその記述を残している。明治後期, 日本人はこの欧米人の賞賛を引合いに出して瀬戸内海の風景を評価してきた。この19世紀の近代の欧米人が賞賛した瀬戸内海の風景とは何か, その風景の見方や捉え方つまり風景観の特質は何か, その風景観の変遷過程はどのようであったか, さらに日本人に与えた影響は何かについて, 欧米人の当時の紀行文等の文献から, 瀬戸内海の風景に関する記述を読み取り分析することにより, 考察を行うものである。

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編集者: うつし
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