著者
杉田 早苗 堀 繁
出版者
公益社団法人 日本造園学会
雑誌
ランドスケープ研究 (ISSN:13408984)
巻号頁・発行日
vol.59, no.5, pp.145-148, 1996-03-29 (Released:2011-07-19)
参考文献数
4
被引用文献数
1

都市公園設計におけるデザイン目標とデザイン手法の基礎的知見を得るために, 日比谷公園を対象に内部空間の分節状況と分節装置の形態の現状を調査した。その結果, 以下のことがわかった。1) 空間は9タイプ, 27ケ所に整理でき, 休養空間が数も多く面積も大きい。2) 分節装置の素材は植物が中心だが, 石積みや柵も場所によっては使われていた。3) 分節装置の効果は, 独立性, 借景性, 誘引性, 印象緩和性, 景観資源性の5つが確認された。4) 分節装置のデザイン目標とデザイン手法の関係を明らかにし, 13のデザインの型を抽出した。

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https://t.co/iWRk0KmWsK これを読むとどれだけ高低差についても考え抜かれているかが勉強できる。 #日比谷公園を守ろう #日本初の西洋公園 #日比谷公園小音楽堂を改悪しないで #日比谷公園大噴水が危ない https://t.co/lSxAKXQDac https://t.co/a8906CHRMv
@hibiya_pk https://t.co/iWRk0KmWsK ↑唸るわ。考え抜かれている公園デザイン。誰が芝生の生えた駐車場化してどんちゃんイベントスペースにしようなんて考えられようか。 #日比谷公園が危ない #ありのままの日比谷公園を守ろう #東京都再開発底無し沼

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