著者
小野 佐和子
出版者
公益社団法人 日本造園学会
雑誌
ランドスケープ研究 (ISSN:13408984)
巻号頁・発行日
vol.60, no.5, pp.395-398, 1996-03-28 (Released:2011-07-19)
参考文献数
23

駿河原宿植松家の帯笑園の訪問者の内, 高家大名等身分ある人々の訪問の具体的な有り様を, 植松家に残された日記と立ち寄り記録により明らかにした。彼らにとり帯笑園は, 園内の植物と共に, 富士の眺めや書画のコレクションが魅力であり, 植木好きの訪問者には, 植物や栽培法の知識を得情報を交換し, 珍しい植物を手に入れる場であったこと, さらに, 植松家は訪問者を通じて書画の収集を行っており, 身分ある人々の訪問は, 植松家にとって, 書画を集める有効な機会であったとする知見を得た。

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『帯笑園における高家大名等の訪問について』 公家や京都所司代・参勤交代の大名・オランダ商館長の一行まで来訪した帯笑園。異国の草花等の植栽や書画・愛鷹牧の名馬だけでなく、嘉永7年(1854)には、木瀬川村の鉄砲鍛に注文したドンドル筒の西洋式銃の見学に大名衆が来訪する https://t.co/XYyIYeJd1M

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