著者
首藤 祐介 亀井 宗 唐渡 雅行
出版者
一般社団法人 日本認知・行動療法学会
雑誌
認知行動療法研究 (ISSN:24339075)
巻号頁・発行日
vol.44, no.1, pp.53-65, 2018-01-31 (Released:2018-06-18)
参考文献数
12

行動活性化療法(BA)とアクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)は臨床行動分析に関する心理療法であり、共通点が多いが、相違点もある。本症例では夫婦関係の悩みからうつ病を発症した30代女性に対して、BAの単純活性化を実施し、その後ACTを実施した。その結果、Beck Depression Scaleが32点から7点に減少し、Acceptance and Action Questionnaire-IIも46点から26点に減少し、抑うつ症状の改善と心理的柔軟性の向上が認められた。また、ACTの導入によって気分や体調に影響を受けず価値に沿った活動が行えるようになった。この結果は10カ月のフォローアップも維持されていた。本症例から、BAとACTの特徴について考察し両者の効果的な使用について検討した。

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首藤ら(2018)うつ病女性に対する臨床行動分析—夫婦関係の悩みを持つ女性に対して行動活性化療法およびアクセプタンス&コミットメント・セラピーを適用した症例研究— 認知行動療法研究, 44, 53-65. https://t.co/TZpfDAHuwZ

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