著者
佐田久 真貴
出版者
一般社団法人 日本認知・行動療法学会
雑誌
認知行動療法研究 (ISSN:24339075)
巻号頁・発行日
vol.44, no.3, pp.159-169, 2018-09-30 (Released:2019-04-05)
参考文献数
19

本研究は、心理教育とセルフモニタリングを用いて皮膚むしり行動への介入を行い、約3カ月で奏効した症例研究である。皮膚むしり行動は、その症状が重篤になると精神疾患の皮膚むしり症と診断され、その決定的なエビデンスのある治療はいまだ確立していない。本報告では、皮膚むしりをやめたいと訴えるクライエントへ1回30分、計9回のセッションが実施された。心理教育では、習癖(くせ)のメカニズムと対策案、爪かみや皮膚むしり体験者の情報などのオリジナル資料を用いた。ホームワークでは、皮膚むしり行動に拮抗する適応的な代替行動の試行とセルフモニタリングが導入された。その結果、皮膚むしり行動を制御できる自分自身に気づき、複数の代替行動が増加、皮膚むしり行動も減少した。効果は半年後にも維持されていることが確認された。

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (10 users, 13 posts, 30 favorites)

【掲載論文】佐田久 真貴, 皮膚むしりを主訴とする女子高校生に対する心理教育とセルフモニタリング—症例研究—, 認知行動療法研究, 2018, 44 巻, 3 号, p. 159-169 https://t.co/1mQ9BUvYY9
【掲載論文】佐田久 真貴, 皮膚むしりを主訴とする女子高校生に対する心理教育とセルフモニタリング—症例研究—, 認知行動療法研究, 2018, 44 巻, 3 号, p. 159-169 https://t.co/1mQ9BUvYY9
【掲載論文】佐田久 真貴, 皮膚むしりを主訴とする女子高校生に対する心理教育とセルフモニタリング—症例研究—, 認知行動療法研究, 2018, 44 巻, 3 号, p. 159-169 https://t.co/1mQ9BUvYY9
@qkijikq https://t.co/pvxgWmOXrx 身体集中反復行動って言うらしいです(僕も口の中よく噛んでしまう…) 心理的要因ぽいです
【掲載論文】佐田久 真貴, 皮膚むしりを主訴とする女子高校生に対する心理教育とセルフモニタリング—症例研究—, 認知行動療法研究, 2018, 44 巻, 3 号, p. 159-169 https://t.co/1mQ9BUvYY9
"本症例では、問題行動を完全になくすことを目標にするのではなく、問題を軽減しながらもその習癖をコントロールできる感覚を習得することを目指した〜中略〜そして習癖をコントロールできる成功体験を積み上げ、健康的で綺麗に変容した指先を取り戻した。" https://t.co/2UmWiBgKuv
アトピー性皮膚炎などで皮膚を掻きむしってしまうことがあります。 認知行動療法で搔きむしりへの効果があった研究です

収集済み URL リスト