著者
大江 由香 森田 展彰 中谷 陽二
出版者
日本犯罪心理学会
雑誌
犯罪心理学研究 (ISSN:00177547)
巻号頁・発行日
vol.46, no.2, pp.1-13, 2008-12-31 (Released:2017-09-30)
参考文献数
38

本研究では,J-SOAP-II (Juvenile Sex Offender Assessment Protocol-II) の尺度を用いて,性犯罪少年の類型を作成し,その再非行リスクアセスメントや処遇選択への適用性を検証することを目的とした。方法:1998年から2006年までの間に,接触する性非行で少年鑑別所に入所した男子115名を対象に,保管されている書類から必要な情報を抽出した。2ステップ・クラスター分析の結果,反社会的・衝動的群,非社会的・性固執群,一過的/潜伏群の3群に分類され,この3群はJ-SOAP-IIの尺度や性格などだけではなく,一般的な非行や性非行の再非行率も異なっていた。これらの特徴の差を考慮すると,各群に適した処遇計画を立てることが適当と考えられ,本研究で得られた類型は臨床で利用可能であると示唆された。

言及状況

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性犯罪少年の類型化について、最近教えて頂いたもの。性格傾向と性犯罪傾向とで類型化を試みたものですが、知的レベル・発達障害・被虐歴という個々人のベース(認知の歪みのベース)を作るものに言及されていないので、ここら辺を加えて再検討してみたい。興味深かった。 https://t.co/Ejk8iVxZ3h
@bOXngCmPC5CPBSo リスク要因について 概要としてはこちら https://t.co/YVzwNZz1eP https://t.co/zrZndG0rGq 論文としてはこちら https://t.co/5MKPVWMxE0 論文は無数にあると思います。ネットで提示出来るものは詳しく存じ上げないのでご了承下さい。

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