著者
大上 渉
出版者
日本犯罪心理学会
雑誌
犯罪心理学研究 (ISSN:00177547)
巻号頁・発行日
vol.55, no.1, pp.29-45, 2017-08-15 (Released:2017-09-14)
参考文献数
31

本研究は,1952年から2015年までの間に,日本においてロシア諜報機関(KGB-SVR, GRU)に獲得・運営された32名の情報提供者のタイプとその特徴を調査した。情報提供者に関する詳細情報の収集にはWeb上の新聞記事データベースを用いた。7つのカテゴリー,すなわち情報提供者の年齢,職業,提供した情報の内容,提供した諜報機関,情報の入手方法,情報提供者になった経緯及び動機について,クロス集計分析と多重対応分析が行われた。その結果,情報提供者は4つのタイプ,すなわち「自営業者型」,「自衛官型」,「国家公務員型」,「メーカー社員型」に分類された。情報提供者の特徴は各タイプで相違した。この相違は,情報提供者の職業に関連しているとみられる。この知見は日本におけるスパイ防止活動や機密情報の漏洩防止に貢献するだろう。

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J-STAGE Articles - 日本においてロシア諜報機関に協力した情報提供者の類型化 https://t.co/lXYJVtYXWE サンプルが少ないけど面白い
大上渉著「日本においてロシア諜報機関に協力した情報提供者の類型化」『犯罪心理学研究』 https://t.co/tjP5d8x2wT ちょw こんな論文あるのか
日本においてロシア諜報機関に協力した 情報提供者の類型化/https://t.co/mXBo79980U HUMINTのはなし

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