著者
中東 教江 山縣 誉志江 栢下 淳
出版者
公益社団法人 日本栄養士会
雑誌
日本栄養士会雑誌 (ISSN:00136492)
巻号頁・発行日
vol.58, no.4, pp.289-293, 2015 (Released:2015-03-27)
参考文献数
10

本研究では、舌圧を評価することにより食形態を決定することが可能かどうかを検証することを目的とし、合わせてどの施設でも測定可能な握力との関連性を検証した。健常な高齢者と、病院や施設に入院・入所している高齢者を対象に、簡易型舌圧測定装置を用いて舌圧を評価し、食形態や握力との比較を行い、その関連性を検討した。その結果、入院・入所している高齢者では、舌圧と握力は年齢とともに低下した。食形態の違いによる舌圧の差は認められなかったが、握力が20kgまたは舌圧が35kPaを上回ると、常食を摂取できることが示唆された。

言及状況

外部データベース (DOI)

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舌圧について文献を調べてわかったこと。 梅本ら(2019)によると、舌圧が20kPa未満の人は食形態の調整が必要。https://t.co/hvAPluXIGl 中東ら(2015)によると、常食群の舌圧の平均は24.7kPaであり、35kPa以上あると食形態を制限しなくてもよい。https://t.co/UhxfHd4PaX
高齢者の舌圧が握力および食形態に及ぼす影響という論文です。全文読めます。握力が20kgまたは舌圧が35kPaを上回ると、常食を摂取できることが示唆されたという結論です。全身と嚥下筋のサルコペニアの関連が示唆されるリハ栄養論文です。 https://t.co/a5KkzNXdpg

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