著者
北尾 倫彦
出版者
一般社団法人 日本教育心理学会
雑誌
教育心理学研究 (ISSN:00215015)
巻号頁・発行日
vol.7, no.4, pp.1-5,76, 1969-10-15 (Released:2013-02-19)
参考文献数
6
被引用文献数
1

1 ひらがな文と漢字まじり文の読みやすさを比較するために3つの実験を行なつた。2 実験Iにおいては, 読みの速さが比較されたところ, 漢字まじり文の方がひらがな文より3試行を通じて速く読まれたが, 読みの回数を重ねるにつれてその差は小さくなつた。3 実験IIにおいては, 読書時のeye-voice spanが比較されたところ, 文字数を指標とするとこの両文間に差がなかった。4実験IIIにおいては, この両文にクローズ法を適用したところ, 漢字まじり文の方がひらがな文より高い正答率を示した。5 3実験の結果から, ひらがな文と漢字まじり文の読みやすさの差は言語経験の差によつて意味性がことなるためであることが示唆された。

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メモ: 「ひらがな文と漢字まじり文の読みやすさの比較研究」— これとおなじような実験を2音3音区ぎりつきのひらがな文でおこなうと、どうなるだろう。 https://t.co/lsPXUoVtau

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