著者
山田 順子 鬼頭 美江 結城 雅樹
出版者
日本グループ・ダイナミックス学会
雑誌
実験社会心理学研究 (ISSN:03877973)
巻号頁・発行日
vol.55, no.1, pp.18-27, 2015 (Released:2015-12-22)
参考文献数
40
被引用文献数
1 3

本研究の目的は,友人関係および恋人関係における親密性の文化差の原因の検討である.近年の国際比較研究は,北米人の方が東アジア人よりも,対人関係のパートナーに対して感じる親密性が高いことを示してきた.本研究は,社会生態学的視点に基づき,この文化差をもたらす原因を,北米社会における対人関係選択の自由度,すなわち関係流動性の高さに求めた.この仮説を検討するため,日本人とカナダ人参加者を対象に,親友・恋人および最も親しい家族に対する親密性,また参加者を取り巻く身近な社会環境における関係流動性の認知を尋ねた.その結果,まず先行研究と一貫して,日本人よりもカナダ人の方が,親友や恋人に対してより強い親密性を感じていた.さらに,理論仮説と一貫して,親友に対する親密性の日加差は,対人関係選択の自由度によって有意に媒介され,自由度が高いほど親密性が高いことが示された.

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『友人・恋愛関係における関係流動性と親密性-日加比較による検討』

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【実験社会心理学研究・掲載論文】山田順子・鬼頭美江・結城雅樹(2015) 友人・恋愛関係における関係流動性と親密性―日加比較による検討― https://t.co/LYtsRFVHnI
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『友人・恋愛関係における関係流動性と親密性-日加比較による検討』 / “_pdf” https://t.co/xGwNda8f4f
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『実験社会心理学研究』優秀論文賞は,山田順子・鬼頭美江・結城雅樹「友人・恋愛関係における関係流動性と親密性―日加比較による検討―」https://t.co/g0SRqxQwQ1 です.おめでとうございます.
日本人よりもカナダ人の方が、親友や恋人に対してより強い親密性を感じる。親友に対する親密性の差を媒介するのは対人関係選択の自由度で、自由度が高いほど親密性が高い⇒友人・恋愛関係における関係流動性と親密性―日加比較による検討― https://t.co/2AdWL7qTfp

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