著者
安斎 勇樹 塩瀬 隆之 山田 小百合 水町 衣里
出版者
日本教育工学会
雑誌
日本教育工学会論文誌 (ISSN:13498290)
巻号頁・発行日
vol.37, no.Suppl., pp.97-100, 2013-12-20 (Released:2016-08-10)

本研究の目的は,視覚障害者をリードユーザーとしたインクルーシブデザインワークショップにおいて,障害者に対する晴眼者の先入観を取り除き,共感的理解を持ちながらコミュニケーションを取ることができるようなアイスブレイク手法を提案することである.「視覚が奪われた状態で,リードユーザーが日常経験するような生活作業に取り組み,リードユーザーから支援を受ける」というアイスブレイク手法を考案し,この手法に基づく場合とそうでない場合の参加者の発話を比較したところ,考案した手法に一定の効果があることが示された.

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インクルーシブデザインというキーワードが論文や学会発表でも増えてきてるけど、自分たちの論文引用してくれてるの見つけると超嬉しいな…これ2013年なんやで… インクルーシブデザインワークショップにおける共感的理解を促すアイスブレイク手法の提案 https://t.co/eAOhPAUWG4
ワークショップデザイン勉強会「FLEDGE」14期第2回。議論のなかで久々にインクルーシブデザインの話題を出したので、5年前に書いた参考論文を載せときます。 #FLEDGE |インクルーシブデザインワークショップにおける共感的理解を促すアイスブレイク手法の提案 https://t.co/PKx0uewG6T

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