著者
臼井 昭子 佐藤 克美
出版者
日本教育工学会
雑誌
日本教育工学会論文誌 (ISSN:13498290)
巻号頁・発行日
vol.40, no.Suppl., pp.129-132, 2017-04-01 (Released:2017-03-06)
参考文献数
9

美術科では言語活動を取り入れた鑑賞学習が重視されてきている.一方で,作品提示機器が充実していないなどの課題を抱えている.そこでインタラクティブな機能を持つ鑑賞用教材“D-FLIP Paintings”を開発した.本稿では,それを用いた鑑賞学習が意見の交流を喚起し新しい気付きをもたらすかについて明らかにするため,高校生6名2グループを対象に鑑賞の学習を行った.そして,生徒の発話を可視化した共起ネットワーク図や発話回数等を分析・考察したところ,インタラクティブな機能が意見の交流を活性化し新しい気付きをもたらした可能性があることがわかった.

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (2 users, 2 posts, 0 favorites)

1 1 https://t.co/SpibYWDyJp
#研究事例リストに追加しました:臼井昭子・佐藤克美 2017 「鑑賞用教材のインタラクティブな機能が言語活動に与える影響に関する一考察」 『日本教育工学会論文誌』 40(Suppl.): 129-132 https://t.co/dUGuahfC8E

収集済み URL リスト