著者
加藤 宏一
出版者
一般社団法人 日本頭痛学会
雑誌
日本頭痛学会誌 (ISSN:13456547)
巻号頁・発行日
vol.49, no.3, pp.584-589, 2023 (Released:2023-04-20)
参考文献数
7

医療機関での頭痛の実態調査を行い,就労者の健康や職場環境のあり方につき検討した.労働者健康安全機構東京労災病院に勤務する職員に対し,アンケート方式にてデータ収集を行った (回収率97%) .頭痛は女性に有意に多く,職種別では看護師に有意に多かった.頭痛時の自覚的な就業能力も低下しており,頭痛は気圧の変化,夜勤明け,忙しいときに生じやすかった.職場での配慮に関しては「自分からは言わない」と回答した職員が53.6%いた.頭痛で早退・欠勤したことがある職員は5%以下であった.頭痛時は就業能力が低下していても休める状況ではなく,プレゼンティーズムが問題であった.職場での頭痛に対する理解や休息できる環境整備などが重要である.

言及状況

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ふむ "一般企業やほかの業種よりも職場での頭痛に対する理解や配慮はされていると思われたが「十分配慮されている」と回答したのは約15 %で半数以上は頭痛があっても「自分からは言わない・黙っている」と回答" 医療機関職員における頭痛の実態調査(日本頭痛学会誌 2023.3) https://t.co/dRZFvBXoAM

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