著者
仲谷 一宏
出版者
The Ichthyological Society of Japan
雑誌
魚類学雑誌 (ISSN:00215090)
巻号頁・発行日
vol.20, no.2, pp.120-122, 1973-09-10 (Released:2010-06-28)
参考文献数
9

1964年1月, インド洋で全長1850mmの白いトラフザメが捕獲された. この個体と正常なトラフザメを比較した結果, この白いトラフザメと正常なトラフザメの間の唯一の差は体色で, 眼の色を含め他の形質にはまったく差異が見られなかった. したがって, 本個体をトラフザメの不完全な白子 (partial albino) と断定した.現在まで板鯉魚類の白化現象は本例を含め10例が報告されているが, 本例のように大きな個体は珍らしく興味深い.

言及状況

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色彩がこのように多種多様なトラフザメですが、1964年にインド洋にてアルビノのトラフザメが発見されております。この個体は全長が185cmもあり、大型のアルビノ個体が自然界で何の問題もなく生きていたという貴重な事例となりました。https://t.co/JaRvmwb4z6 https://t.co/hrtqqxoVia
here is a paper about an albino zebra shark, and albinism in elasmobranchs in general! the site is in japanese, but the pdf when you download it is in english ^u^ https://t.co/u3PuqSpsLj https://t.co/SDAP5jrjxy

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