著者
宮本 昌子
出版者
日本音声言語医学会
雑誌
音声言語医学 (ISSN:00302813)
巻号頁・発行日
vol.60, no.1, pp.30-42, 2019 (Released:2019-02-26)
参考文献数
30
被引用文献数
1

クラタリングの暫定的定義では発話速度の速さと不規則さ,正常範囲非流暢性頻度の高さ,調音結合が重視され,症例の多くは吃音と合併したクラタリング・スタタリングである.本研究では,クラタリング・スタタリング群9名,LD・AD/HD・ASD群10名,コントロール群24名を対象に絵の説明課題の構音速度と非流暢性頻度を測定した.構音速度において3群間に有意差は見られなかった.自由発話等を視野に入れ,より適切な測定対象場面を検討することの必要性が明らかになった.また,正常範囲非流暢性頻度の高さがクラタリング・スタタリング群と同等に高い者が,LD・AD/HD・ASD群のなかにも存在していたことがわかった.

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こちらでは、クラタリング・スタタリング(吃音を合併したクラタリング)において、対照群と比べて「速度」に特徴がなかった(或いは、正確に計測するのに課題がある)とされている。 https://t.co/HHeZxCJJco
宮本 昌子(2019)クラタリング・スタタリングを呈する児童の発話特徴―構音速度と非流暢性頻度の測定― 音声言語医学 https://t.co/Uk8s8P4OPY

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