著者
今泉 敏
出版者
The Japan Society of Logopedics and Phoniatrics
雑誌
音声言語医学 (ISSN:00302813)
巻号頁・発行日
vol.44, no.2, pp.111-118, 2003-04-20 (Released:2010-06-22)
参考文献数
21

空間解像度の高いPETや機能的MRI, さらには時間解像度の高い脳磁図などの脳機能画像法の発達によって, 発話の中枢機構が明らかにされつつある.それに伴って吃音などの原因論にも新たな見解が示されてきた.吃音者と非吃音者, あるいは吃音状態と非吃音状態での脳活動パタンの違いから, 左半球優位性の未熟説や自己発話の聴覚モニター障害説など従来からの仮説がより具体的に検証され, それに代わる新たな仮説が提案されるようになってきた.本文では非吃音者と吃音者の発話中枢機構に関する最近の知見を概括し, その可能性と限界, 将来の研究動向を考察した.

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吃音症は脳の動作に明確な差異が認められているのだ。だから端的に言えば、軽くはできても治ることは無いのだ。アライさんは非吃音者だしその辛さや苦しみを理解することは出来ないのだ。願わくば良いセラピストに出会えることを願うのだ。 発話中… https://t.co/8k3YpeVugB

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