著者
吉野 智生 飯間 裕子 松本 文雄 浅川 満彦
出版者
The Japanese Nematological Society
雑誌
日本線虫学会誌 (ISSN:09196765)
巻号頁・発行日
vol.49, no.1, pp.7-11, 2019-09-20 (Released:2020-02-11)
参考文献数
21

2013年8月6日に死亡したタンチョウのヒナを剖検したところ、鼻腔内と前胸および叉骨間気嚢から20 個体の線虫が検出された。形態学的に検討した結果、円虫上科開嘴虫科のCyathostoma属Hovorkonema亜属の一種であった。種名決定は保留されたが、タンチョウを宿主としたCyathostoma属線虫の報告は初であり、同時に、この属線虫の国内初となった。本属線虫はミミズを待機宿主として利用することが知られ、この個体は親からミミズを盛んに給餌されていたため、幼虫を含んだミミズを採食して感染したと考えられた。

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#寄生虫 タンチョウを宿主としたCyathostoma属線虫の報告は初だそうです。J-STAGE Articles - タンチョウ<i>Grus japonensis</i> から得られた<i>Cyathostoma</i> (<… https://t.co/juctxZnxFl

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