著者
黒田 長久
出版者
The Ornithological Society of Japan
雑誌
(ISSN:00409480)
巻号頁・発行日
vol.32, no.2-3, pp.41-61, 1983-10-25 (Released:2007-09-28)
参考文献数
17

筆者のミズナギドリ目の骨学の研究(1953-59)で欠除していた数属の骨格標本が,W.R.P.BOURNE 博士博士のご好意でBritish Museumから提供されたので,比較検討した.この論文では,その主な点について述べた. Procellaria と Adamastor は縁が近く,後者はより潜水適応を示すが,ともに Calonectris に連る. Bulweria は, Pterodroma その他の属と上膊骨が細く長い点で異なり,特異であるが (飛翔法を反映),腰骨,頭骨などの類似度から小型の Pterodroma(Cookialia) に近い. Pterodroma は涙骨の癒合,上膊骨その他の点でフルマカモメ群に連る. Halobaena と Pachyptila はすべての点で同一型を示し, Pagodroma (これは Fulmarus により近い)と共にフルマカモメ群に属する. Oceanodroma も腰骨,上膊骨,(頭骨)などからフルマカモメ群に連る. Hydrobates はその小型に関連して Oceanodroma と多少頭骨に違いを認めた.

言及状況

外部データベース (DOI)

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@O_platypus1846 1983年のこの論文と、これの引用文献として載っている1953~1966の黒田先生の論文が参考になると思う https://t.co/TwovuTVTHm

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