著者
楠 裕明 山下 直人 本多 啓介 井上 和彦 石井 学 今村 祐司 眞部 紀明 鎌田 智有 塩谷 昭子 春間 賢
出版者
一般社団法人 日本心身医学会
雑誌
心身医学 (ISSN:03850307)
巻号頁・発行日
vol.50, no.10, pp.949-954, 2010-10-01 (Released:2017-08-01)
参考文献数
20
被引用文献数
1

炎症性腸疾患であるクローン病や潰瘍性大腸炎は消化器心身症の代表的存在として扱われてきた.われわれは現在の炎症性腸疾患と心身医学の関係について総説した.潰瘍性大腸炎はその発症に心理社会的因子は高率に関与するとした報告もあり,患者本人のストレスを受けやすい強迫的性格もみられ,症状の増悪や再燃などの長期経過にも関連性が強い.クローン病も潰瘍性大腸炎より低率であるが心理社会的因子は発症に関連し,患者にストレスを受けやすい強迫的性格が多く,長期経過にも心理的因子は関連性が強かった.治療に関しては,潰瘍性大腸炎では心身医学的なアプローチが行われる症例もみられるが,クローン病ではあまり行われていない.

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@ibducman よく出回るのはこちらの論文ですよね! UCはある程度エビデンスあるそうですがクローンはまだ乏しいようです。 https://t.co/rsmU3gi4N2
@ibducman https://t.co/JTxeJbLTiI ↑これです!
https://t.co/haeP6yMUSA そのうち、潰瘍性大腸炎患者は几帳面、自己中心性、クローン病はお世話焼きが多いとかいうのもダメな表現になるのだろうか? そういう研究があるけど。 国試で禁忌になるのだろうか? 「確かにそういう傾向はあるが、現代では不適切な表現である」とかいって

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