著者
金 外淑 松野 俊夫 村上 正人 釋 文雄 丸岡 秀一郎
出版者
一般社団法人 日本心身医学会
雑誌
心身医学 (ISSN:03850307)
巻号頁・発行日
vol.58, no.4, pp.327-333, 2018 (Released:2018-05-01)
参考文献数
7

慢性痛のセルフマネジメントに有効とされる認知行動療法を取り上げ, 線維筋痛症患者に対する多元的な視点による痛みのアセスメントと, 痛みの変化や今ある痛みと上手に付き合うための支援について述べた. また, 地域での新しい取り組みとして, 痛みで困っている患者やその家族を対象とした, 心理教育を中心とするセルフヘルプ支援をグループで学ぶ認知行動療法を試みた. 4つの地域での自由記述と予備調査の結果, 患者と家族間の考え方のズレや葛藤が読み取れ, さらに痛みが起こりやすい考え方や行動タイプなどの共通点が推測された. 特に慢性痛に現れやすい痛み関連行動が起きやすい内的・外的状況を把握し治療環境を整えることが, 今後起こり得る痛み行動の予防につながることも再認識できた. 最後には, これらの結果を踏まえ, 症例でみる痛み関連行動が起こる前後の状況に応じた支援の実際について報告した.

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#慢性痛 のマネジメントに活かす #認知行動療法 今ある #痛み と上手に付き合うためにはいかにして痛みの変化に適応しながら,痛み関連行動を早期に 予測し日常生活を送れるように支援できるか が,今後の痛み再燃・再発予防につながるこ… https://t.co/tnXShdZmfA
特に #痛み に困っている時期には家族環境・治 療環境が整っているかどうかが,痛み行動に大きな影響を与えていることはいうまでもない #痛みの変化の時期 を見極めて優先すべき #心理的手法 を導入したり支援の見直しをしたりすること… https://t.co/cJClfI10AY
慢性痛のマネジメントに活かす認知行動療法 第一歩は「 #痛みのアセスメント」から始まり,最終的には患者が抱えてい るさまざまな問題に対して #セルフコントロールスキル を身につける支援を行い,痛みと上手に付き合うようにすること 引… https://t.co/OevDc2YPps
#慢性痛のマネジメント に活かす #認知行動療法 金 外淑先生 松野俊夫先生 村上正人先生 釋 文雄先生 丸岡秀一郎先生 慢性痛に現れやすい痛み関連行動が起きやすい内的・外的状況を把握し治療環境を整えることが,今後起こり得る痛み行… https://t.co/630pTAZWaW

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