- 著者
-
和田 直樹
- 出版者
- 公益社団法人 日本リハビリテーション医学会
- 雑誌
- The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine (ISSN:18813526)
- 巻号頁・発行日
- vol.55, no.9, pp.730-734, 2018-09-18 (Released:2018-10-29)
- 参考文献数
- 5
歩行障害は,基本動作である移動にかかわる重要な障害である.原因は必ずしも1つではなく,実際にはいくつかの障害が重複していることがある.観察による視覚的評価は重要であるが,動作解析の手法も普及し,より客観的な評価を行うことでリハビリテーション治療の効果判定にも応用できるようになっている.脳血管疾患,脊椎脊髄疾患,筋疾患,末梢神経疾患,骨・関節疾患,パーキンソン病,神経変性疾患はそれぞれ特徴的な歩行障害をきたす.リハビリテーション医療において歩行障害とその原因を運動学から理解し,治療を考えていくことは大変重要である.