- 著者
-
齋藤 洋一
- 出版者
- 公益社団法人 日本リハビリテーション医学会
- 雑誌
- The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine (ISSN:18813526)
- 巻号頁・発行日
- vol.56, no.1, pp.33-37, 2019-01-18 (Released:2019-03-04)
- 参考文献数
- 16
反復経頭蓋磁気刺激(rTMS)による慢性疼痛治療は,投薬治療が十分に効果を示さない,または副作用が強く出ている患者にとって,また脊髄刺激のような侵襲性のある治療に抵抗のある患者にとって,安全な治療法である.現状の世界的データでは高頻度rTMSによる一次運動野刺激が有効とされており,上肢の神経障害性疼痛が最もよい適応と考えられる.臨床上有用な除痛効果をもたらすには,継続的なrTMS治療が必要であり,在宅でのrTMS治療を実現させることが,患者にとって重要である.