著者
三橋 武弘
出版者
日本臨床外科学会
雑誌
日本臨床外科学会雑誌 (ISSN:13452843)
巻号頁・発行日
vol.69, no.5, pp.1003-1008, 2008 (Released:2008-11-05)
参考文献数
15
被引用文献数
1

虫垂炎手術は減少傾向にあるが,その実態についての報告は少ない.そこで,郵政職員の平成19年度の定期健康診断時に際して急性虫垂炎の手術既往についての聞き取り調査を行い,急性虫垂炎で手術した既往の頻度を検討した.聞き取り調査した60,50,40,30,20歳代での各年代別の虫垂炎手術既往者は若年齢代ほど,頻度が少なくなっていた.このことは虫垂炎手術症例の減少を示している.また,この頻度の減少は,成人時に手術を受けた職員の減少が中心で,小児期での手術症例が相対的に多くなっていた.これらのことから,急性虫垂炎は小児疾患の一つとして固まっていく可能性を示唆していた.

言及状況

外部データベース (DOI)

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特に、日本で虫垂炎が近年、減っていますと言う裏づけデータは ありませんが 成人の症例数が減っている説もあるとの文献があります。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsa/69/5/69_5_1003/_pdf この文献の、最初の緒言の項を参照下さい。

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そういや我々の親世代とかじーちゃんばーちゃん世代はモウチョウの手術跡がある人がかなりの割合でいたんだけど(うちの祖父母はたしか両方とも若い頃に摘出してた)、今はあんまり聞かないな…?と思ったら結構顕著に減っているみたいだ https://t.co/uUItyq4GR2
統計がないかとググってみたんだけど、直接は取られてないっぽい。聞き取り調査による2008年の論文 https://t.co/bRzbem98BK では、年齢が高いほど手術率も高い。一番高い60代女性が24%。一番低いのは20代女性で3%。生涯の率だと5%くらいで落ち着いたように見える。

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